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2006年
04月17日
(月曜日)

予定調和

※この記事の読了時間は:約 4分13秒です。

いやね、分かってたんだよ、こうなることは。物事はいつか収まるところに収まるもんだし。でもちょっと肩の力抜けちゃうよね、あんまり予定調和すぎると。

……などということを考えてしまう出来事があったので、本日のキーワードには「予定調和」を採用します。「予定調和」って何?な人はここを参照。

[ 生搾る.com ]: 日本人が予定調和を好むことを象徴する言葉シリーズ [ 生搾る.com ]: 日本人が予定調和を好むことを象徴する言葉シリーズ

すげーパンチが効いてていい感じのテキストに出会うことができました。らっきーvvとくに最後の「つれづれ斬り」なんて爽快なくらいですよー(^▽^)/

しかし。刺激を求めている人は割合多いと思うんだけど、こういうテキストを読むと人が求めている「刺激」というのは結局のところ「予定調和内に収まる刺激」なんだなーということがよく分かりますね。求められているからキャスターは延々と何も考えずにお決まりの言葉で締めくくろうとするのだろうし。

ここに書かれている「あーやっちゃったvv」と感じるような感性を持っている人は、どんどんテレビ離れを起こしているんじゃないかと思うのは茅須だけでしょーかー(笑)

おらとキアヌぼん:第一章:予定調和の好きな日本人 おらとキアヌぼん:第一章:予定調和の好きな日本人

あまり大きな括りでモノゴトを捕らえるのは嫌いなんだけど(個々人の考え方に違いとかあるし)。でも確かに西洋人と比べるとささいなことで怒りっぽくなっているような気はしますね(苦笑)逆に自分もささいなことでクレームをつけられたりとかしょっちゅうだし(^^;

とか言いながら冒頭のテキストを読んで「一時間って!長っ!」とツっこんでしまった自分はやはり「ピザは30分で自宅までお届け」(違!)という脳内麻薬に犯されているのかもしれないなーと思って、ちょっとヘコんでしまいましたよ _| ̄|○

いいですね、こういう適度な刺激をもらえるのって。それも予定調和だと言われればそれまでですが、軽いカルチャーショックを受けるのって自分の考えをシフトするのにすごく有効だと思う。あまり思いカルチャーショックだと、今度は凡庸な脳みそがついてきてくれませんからvv……って書いててまたヘコんでしまったよ・゚・(ノД`)・゚・。

予定調和とシェヘラザード(断章) – A Study around Super Heroes 予定調和とシェヘラザード(断章) - A Study around Super Heroes

予定調和でない物語など物語ではないと思うのは茅須だけだろーか。

Aという人物とBという人物がまったく同じものを同じように綴ったとしても、そこには独自の個性というものが出てしまうもの。人が見たがっているのはその「同じでありながら違う部分」なんじゃなかろーか。

ここでは「フランダースの犬」を取り上げていたけれど、そりゃみんな結末なんて知っている。知っているけどそれをどう料理しているのか、それを見たいだけなんだと思う。下手な作り手が手がけていれば同じ話でもちっとも泣けなかったに違いないし、それでもみな涙したということは、やはり「同じでありながら違う部分」の方にこそ魅力を感じ、そこに惹かれたからだと思うんだけど。

結末を知っているから、という理由だけでそれを見るとは限らない、ということをちょっと言いたかったのでした。

ロックルのエンタメ日記: 予定調和を超えて ロックルのエンタメ日記: 予定調和を超えて

これもいいところツいてるなーと思いつつ、「予定調和が崩れるという予定調和」こそがドミノの醍醐味ではないかいな、と茅須は思っているのでした。つまり、これもやはり「予定調和」。

ドミノというのは並べられた瞬間に倒されるべきもの、と認識されているわけですよ。それが鮮やかに倒れる、という予定調和を経て、人は喝采するのではないかと。だって途中で止まると「ああーっ」ってなるじゃないですか。それは予定調和じゃないから。

でもこの視点は面白いと思いました。それが予定調和と知りつつ、でも予定調和が崩れる(ような気がする)ものを人は好むということですね。でも本当に崩れ去ったらそれは多くの人にとってはやっぱり不安なんだろうな。

かように人は矛盾を抱えて生きている、ということですかねー。


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