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2006年
11月03日
(金曜日)

凌駕している

※この記事の読了時間は:約 4分39秒です。

Yahoo!辞書 – りょう‐が【凌駕・陵駕】によると、

[名](スル)他をしのいでその上に出ること。「前作を―する売れ行き」

という意味を持つ「凌駕」という言葉。この例文を借りるなら、一作目より二作目、二作目より三作目がパワーアップしていた方がいいわけですが、現実はなかなか厳しくて、だいたい回を追うごとにパワーダウンしているものなんですよね。いろんなものが。

そんな現実の憂いを吹き飛ばすべく(何)、さまざまな「凌駕している」ものを、このキーワードで探し出してみたいと思います。

指定管理者日誌 – 山中湖情報創造館にて – : ネットと図書館 指定管理者日誌 - 山中湖情報創造館にて - : ネットと図書館

これ、いろんなところでよく言われ始めていますよね。インターネットはすでに図書館を凌駕しているって。

でも茅須はそうは思わないんだな。

インターネットが便利なものであることは疑いようのない事実だけど、弊害も当然あって、それは情報の切り売り(本当に売っているわけではない場合も含む)だと思うんですよ。

翻って一冊の書物というのは情報が多角的につながっていますよね。

コメント欄のレスの中に

『家庭の医学』大全が欲しいのではなく、すべての医学書から『生活習慣病』のところだけが必要なんだ…とか。

という記述がありましたが、これだって、東洋医学的観点からすると身体というのもまた有機的につながっているから、一つの病の原因に多数の要素が絡むわけじゃないですか。それを『生活習慣病』の項目だけを見て分かった気になる……これこそがまさしくインターネットの弊害の一部だと思うんですよ。

なので図書館の中の人たちには、ネットの情報と図書館に蓄積されている情報の質の違いに留意し、総合情報・有機的につながった連鎖的な情報を手に入れるための場所であるべく、図書館を運用して欲しいと個人的には思っていたりします。

一部の情報を求める人にこそ、多角的な情報を提供することで、より広い視点を提供する……それこそが図書館や司書という仕事に与えられた役割ではないでしょうか。

ははは、またエラソーに真面目語りしてしまいましたね……_| ̄|○ (負け犬/違)

UK Style : 英国航空から搭乗拒否された修道女 UK Style : 英国航空から搭乗拒否された修道女

元ネタはBBC NEWS | Scotland | ‘Abusive’ nun barred from flightというBBCのニュースだったんですが、取り上げたエントリのコメント欄まで読むと面白かったです~vv

つーかこの修道女……「神に仕える身」なんでしょ? そんな簡単に暴言吐いたり強硬手段に訴えるなんて、それであなたの仕えている神様は許してくれるわけ?(軽くツッコミ)

まぁ無宗教の茅須には関係のない話ですけどね。宗教やってる人にはこういう矛盾がいつも付きまとっているようで、それが嫌なんですよね(苦笑)

特定の神様を信じて他人を罵倒・冒涜するくらいなら、自分はただ自分が存在することや自然が何の策略もなくそこにあることにこそ、何も求めずただ感謝したいですね。

……と、かっちょよく書いておいて照れてみるテスト///(何)

幻想動物について考える – Masashi Kubono Diary 幻想動物について考える - Masashi Kubono Diary

澁澤龍彦の書物(この人の著作物はたとえ文庫であろうと書物という言葉が似つかわしいと思います)を読むと、確かに古代の人たちの想像力はわれわれのそれを遥かに凌駕していると感じますね。テキストからeuqisumさんの感嘆が伝わってきます(^^)

これは京極夏彦を通して復権したともいえる東洋の妖怪たちにも言えますね。今の時代にこれら魔物や妖怪を想像することは、不可能とは言わないけれど、かなりのスケールダウンを余儀なくされるような気がします。

それを感性やセンスの退化と捉えることは簡単ですが、ここはあえて別の意見を提示しておきたいですね。

現代はそれを必要としていない。闇の種類が変わっただけ、と。

だからといって人間の本質がそうそう変わるわけもなく。闇に惹かれる気持ちは古代人も現代人も変わらないんじゃないかな。あくまでも求める闇の種類が違うだけ、と。その違いを明確に打ち出すからこそ、古代の魔物や妖怪を取り扱いながら、澁澤龍彦京極夏彦は現代において魅力を放っているのではないでしょうか。

……ははは、好きな本を語らせるとホント、意見が偏ってるな、わたしvv(ヲチ)


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